パートナービザを申請した際には、就労可能なブリッジングAビザが降りると聞いていたのですが、実際にパートナービザを申請してみると。。。

なんと私の降りたビザは、ブリッジングC…。
※ブリッジングCは基本的にオーストラリア国内での就労の権利がない。さらに国外に出ることが出来ないビザになっています。
(ブリッジングAビザの場合は、ブリッジングBビザを申請すると国外にでても戻ってくることができますが、ブリッジングCビザは申請すらできないようです。)

ちょっと待って。。。
ブリッジングAとか、Bとか、Cとかよくわからないし、働けないVISAってどういうこと?!
っということで!!
ビックリしすぎて色々調べまくりました!!!!
記者はビザについてプロではありません。調べたことや経験者から聞いた話を中心に書いております。もちろん正確な情報となるよう気を付けていますが、数ある中の一つの情報としてお読みください。
ブリッジングビザとは?
ビザとビザの架け橋となるビザのことです。
申請したビザが降りるまでの間、所持しているビザが切れると不法滞在になってしまいます。なので合法でオーストラリアに滞在するためには、仮のビザを所有する必要があり、その仮ビザがブリッジングビザです。
ブリッジングビザと言ってもいくつか種類があるのですが、今回は基本的なブリッジングビザであるA、B、C、Eの4種類ついてお話します。
ブリッジング【A】
オーストラリア国内でビザを申請すると、基本的にはブリッジングAが降ります。コンディションは申請前のビザの条件を引き継ぐことが多いです。
例)ワーホリから学生ビザを申請した際、ブリッジングAが有効になっている間は、国内ではワーホリと同じコンディションを引き継ぎます。
しかしオーストラリア国外に出てしまうと、ビザが失効してしまうので注意!
※国外にでる必要がある場合は、出国前にブリッジングBの申請をすることでビザが失効することなくまたオーストラリアに戻ってくることができます。
ブリッジング【B】
ブリッジングAを所持している滞在者が、一時的にオーストラリア国外に出る必要がある場合に申請できるのがブリッジングBビザです。出国前に申請し取得し、有効期限以内にオーストラリア国内に戻るという条件で出国することができます。
ブリッジング【C】
何かしらの問題があり降りるのがブリッジングCビザ。そのため条件がとても制限されています。基本的に労働不可で、ブリッジングBを申請することも出来ないため、国外にでると申請中のビザが失効します。
働かずに、国を出ずに、ビザが降りるのを待って下さい!というビザです。ちなみに私はこのブリッジングビザが降りました。
生活のために働く必要がある場合は、就労許可の申請を提出して労働の許可が降りるまで待つ必要があります。
ブリッジング【E】
不法滞在していた場合に一時的に合法化されるために使われるブリッジングビザです。例えば裁判中で結果を待っている間など出国まで合法で滞在できるビザです。
なので帰国する事を前提として、一時的に滞在できるように降りるビザだと思います。
なぜ私はブリッジングCが降りたのか?
結論から言うと、パートナービザを申請した際に、持っていたビザがブリッジングAだったから。
そもそも私はワーキングホリデーでオーストラリアに入国して彼と出会い、ワーキングホリデービザが切れる頃に観光ビザを申請していました。 パートナービザの申請を考え出したのですが、まだ一緒に住み始めて数か月だったのでできませんでした。
※パートナービザの申請には『1年以上事実婚の状態である』ことが条件の一つとなっているため、とりあえず観光ビザを申請していたのです。
そして観光ビザを申請した際に降りたビザが、ブリッジングビザAでした。
観光ビザが終える頃に、今度はパートナービザを申請する予定でしたが観光ビザがなかなか降りず……..
なんと1年待っても降りなかってので、それならもうパートナービザを申請しちゃおう!!
そんな風に安易に考えて実行してしまったのです。
※今考えるとなんて馬鹿なことをしてしまってんだろうと思います。無知識は本当に恐ろしいなと体感しました(笑)
パートナービザを申請すると、観光ビザ申請が取り消しされて、その時にやっとなぜ観光ビザが降りなかったかを知るのです。
なぜか?!
それは日本の無犯罪証明書を提出していなかったから。
観光ビザ申請で、まさか日本の無犯罪証明書が必要だなんて全く思ってもいませんでした。(オーストラリアの無犯罪証明書は提出していました。)
まさかの日本の無犯罪証明書も必要だったなんて。。。
パートナービザを申請してから知ったことなので、知った頃にはすでに遅しでした。
パートナービザを申請した際は、必ずブリッジングAビザが降りると思い込んでいた私が降りたビザが、ブリッジングビザC。。。
ブリッジングCビザが降りたのは、完全に私たちの知識がなく、まあ大丈夫か!という気持ちがあったからでした。申請した観光ビザが降りてからパートナービザを申請する必要があったということです。
ブリッジングCビザはメディケアがもらえない?!
パートナービザを申請すると、メディケアを申請してメディケアカードをもらうことができます。
私も、もちろんメディケアの申請してカードが届くのを待っていたのですが、届いたレターには労働権利のないブリッジングCビザではメディケアカードを作ることができないと書いてありました。
※メディケアとは日本で言うと健康保険です。オーストラリアではメディケアカードがあれば、医療費が基本的に無料になります。
その素晴らしいメディケアが申請できないなんて、、、、
めちゃくちゃ調べ、ブリッジングCビザでも労働権利を得る事が出来ると知った私はすぐに労働権利を得るための申請をしました。(自分のイミアカウントからブリッジングビザのページに入ると申請に進めます。)
申請してから1~2ヵ月ほどで労働ができるブリッジングCビザになりました。この労働ができるブリッジングCビザを使ってメディケアの申請に再チャレンジ!
すると1ヵ月程でメディケアのカードが自宅に届きました。
メディケアのカードは、元々のブリッジングCビザだけではなく、労働権利のない全てのビザに関しては申請することが出来ないということでした。
追加書類について
パートナービザを申請してから、約4ヵ月過ぎた頃にイミグレーションから追加書類が2つ必要だとの連絡がありました。
- Sponsor for a partner to migrate to Australia(彼の情報について)
- なぜ、ブリッジングビザを所持している途中に、新たなビザを申請したのか詳しく説明した書類について。
この2つが追加書類として必要になりました。
彼の情報については、私のイミアカウント内に彼のページを作る感じで、彼の個人情報やいくつかの質問に答える感じでした。
ブリッジングビザ所持中に新たなビザを申請した理由については、Compelling reason(説得力のある理由)についてまとめる必要がありました。
今回はブリッジングビザ中に新しいビザを申請した理由や、私たちの考えなどWord2ページに渡って説明を書いて提出しました。
まとめ
ブリッジングビザ中に新しいビザを申請したした事で、こんなにも大変な思いをするなんて申請する前は1ミリも思っていませんでした。本当に反省です。
もしこれからパートナービザを申請する際に、ブリッジングビザになっている場合は注意です!エージェントに連絡をして今の状況で申請することは可能かどうか確認をする事を本当におすすめします。
ちなみに、私は2021年6月末にパートナービザを申請してもう少しで1年になりますがまだパートナービザは降りていない状況です。※2022年10月27日にパートナービザ(820)が無事降りました。
新しく状況が変わった際や、ビザが無事降りた際など今と状況が変わり次第更新していく予定です!
私のわかることでしたらお答え出来ると思うので、何か気になることがありましたら、私のインスタグラムにメッセージしてください。
この記事が少しでも誰かの役に立ちますように!最後までお読みいただきありがとうございます!
パートナービザの申請についての記事はこちら☟