パートナービザ!申請から降りるまでの記録公開!

パートナービザ

2021年6月末に【パートナービザ】の申請を開始しました。

オーストラリアのパースから申請中です。

これからパートナービザの申請を考えている方や、申請の準備をしている方に向けて私たちの経験が少しでも誰かの役に立ったらいいな~という気持ちで、VISA取得まで更新しながら書いていきたいと思います。

更新日:2024年05月03日

  • 現在パートナービザ申請中のため、ビザはまだ降りていません。←1年4ヵ月待って無事820が降りました♡
  • 経験した内容や調べてわかった事などを中心に書いています。※私は2021年に申請しているため、情報が古い可能性があります。参考程度にお読みください。
  • 私はビザに対して専門的な知識を持っているわけではないのでご了承ください。エージェントを使わないで、自分たちでどのように申請を行ったか記録として書いています。

取得まで長い道のりですが、随時更新していきます!

パートナービザとは?

パートナー(恋人)にスポンサーとなってもらい、長期的にオーストラリアに過ごすことのできる移住ビザです。

オーストラリア国籍、永住権保持者または、ニュージーランド国籍や永住権保持者の結婚、婚約、事実婚(同棲期間が12ヵ月以上)のどれかに当てはまる方が申請できます。

オーストラリア国内からの申請、または国外からの申請などの状況が異なると、提出書類や申請するビザ番号も異なってくるため私たちのビザ申請時の状況を確認しておきます。

VISA申請時の私たちの状況

  • 国籍
    • 彼⇒オーストラリア国籍
    • 私⇒日本国籍
  • お互い結婚歴なし、子どもなし
  • オーストラリア国内から申請
  • 同棲期間が12か月以上で事実婚の関係。
  • 申請したビザ
    • Subclasses820(Temporary)一時的なVISA
    • Subclasses801(Permanent)永住のVISA

※オーストラリア国内からのパートナービザ申請は、Subclasses820と801を同時に申請することになります。Subclasses820のビザ取得して2年後にSubclasses801の審査が始まりSubclasses801を取得することで、オーストラリアに無期限に在住できる権利を得ることになります。(永住権の取得)

申請の注意

  • オーストラリア国外から申請する場合は、Subclasses309/100の申請をします。
  • 永住権取得前に二人の関係が解消されてしまうと、もちろん申請したビザは無効になり、お金も戻ってきません。
  • ビザが欲しい理由で偽造結婚や、嘘の恋人関係になる人もいるため審査がとても厳しく、永住権取得までに長い時間を必要とします。必要な書類内容をしっかり確認して進めていきましょう。
  • オーストラリア国内から申請する場合は、実質的なビザを持っているか確認する。(実質的なビザとは、ワーホリビザや学生ビザなど名のあるビザのこと。ブリッジングビザ以外のビザの事です。)

パートナービザ申請料

AU$7,715(2021年6月時点)

  • 2021年7月から、AU$7,850となります。
  • 2022年7月から、AU$8,085に値上がりしました。
  • 2023年7月から、AU$8,850に値上がりしました。

※オーストラリアの年度は7月から始まります。そのため毎年7月にVISAの金額や申請内容が変わる可能性があります。

ちなみに健康診断を受けたり、無犯罪証明書を取り寄せたり、戸籍抄本を翻訳してもらったり…etc。さらにお金が必要となります。

  • 私たちが支払ったお金
    • 申請料A$7,793(PayPalで支払ったため手数料の$78含まれています。)Bpay(銀行振込)の場合は手数料無料です。PayPalの手数料は1.01%、クレジットは大体1.40%です。
    • 健康診断A$414
    • 無犯罪証明書A$84(1人分$42)これはオーストラリアの無犯罪証明書です。日本の無犯罪証明書は手数料無料です。
    • NAATI翻訳代A$110(戸籍謄本、日本運転免許証)
    • パスポート写真代A$19.95(ポストオフィスで撮影)
    • 戸籍謄本⇒450円(日本にいる家族にお願いしました。)

合計⇒約A$8,421+450円

日本円にするとレートにもよりますが約68万が申請代で必要になります。( ※2021年9月のレートから$1=81円で計算しました。)

パートナービザ申請の流れ

Immi Account からパートナービザのページを作る。

Immi Account の New application から Partner or Prospective Marriage Visa(300,309/100,820/801) を選択してパートナーVISAのアカウントを作る。

☟パートナービザアカウント内の詳細説明はこちら。

支払いが終わったらImmi Accountからの連絡を待つ。

※現在持っているVISAが切れると同時に、パートナービザ取得までの間はブリッジングビザAが降ります。ブリッジングAは基本的に働くことが出来ます。もしオーストラリア国外に行く場合はブリッジングBの申請をする必要があります。

支払い後にすること

健康診断の予約(Health Check)

bupaから予約をする。

健康診断の内容は申請してお金を支払うとImmi AccountにHealth assessmentのお知らせがきます。そこに記入してあるOrganise health examinations(e-Medical)で確認してください。

  • 501Medical Examination
  • 502Chest X-ray Examination
  • 707 HIV test

三種類が私のパートナービザ申請に必要でした。

※1年以内に行った健康診断内容がある方はそのまま利用可能のようです。(私の場合は、501と502は以前のデータが利用可能で、今回は707 HIV testのみの予約となりました。)

ちなみに前回行っていた501、502の診察料は合わせて$330 (2020年7月)。今回支払った707の血液検査は$84 (2021年7月)でした。

健康診断に払った金額の合計は$414でした。

Medicareの加入

Medicare enrolment form (MS004)を記入する。

記入したformと、パスポートの写真、Application status、VISAのstatusの4つをPDFにしてMedicare Enrolment Servicesに送信しました。

送信先のメールアドレスはこちらから確認できます☆

約1ヵ月後、郵送でMedicareのカードが届きます。

無犯罪証明書をゲットする(Police certificate)

日本の無犯罪証明書

各州の日本領事館から取り寄せることが出来ます。

パースの場合はパース日本領事館で申請することになります。

※電話予約が必要です。また州によって領事館が異なりますので、今現在住んでいる州の日本領事館にお問い合わせ下さい。

パスポート本籍の住所の記入が必要でした。

※手数料は無料でした。

※日本の無犯罪証明書は翻訳付きで送られてくるので、改めて自分たちで翻訳する必要はありません。

※日本の無犯罪証明書を受け取った際に、”開封したら無効になる”と記入してあるのですが、パートナービザ申請に必要なのは【犯罪をしてないという証明】なので開封して大丈夫です。私も経験者の方に教えて頂き、普通に開封して内容をスキャンし提出しました!(日本で別の理由で取り寄せた人などは開封厳禁で開封すると無効になるそうです。)

オーストラリアの無犯罪証明書

AFP(Australia Federal Police)から申請して自宅に郵送してもらいます。

※2~3週間ほどで届きました。

※1人$42

早く申請すると1年で期限が切れになるので注意!私たちは再提出となりまたお金がかかったので、イミグレから提出してくださいと連絡がくるまで待つのがおすすめです。

戸籍謄本

日本に住んでいる家族にお願いをして、市役所に戸籍謄本を取りに行ってもらました。

そして、PDFにしてパソコンに送ってもらい使用しました。

PDFだけで大丈夫かな?と思い、念のため戸籍謄本をオーストラリアに郵送してもらいましたが使いませんでした(笑)

※戸籍謄本は翻訳して提出する必要があります。

ちなみに戸籍謄本の発行は(札幌市役所の場合)450円だそうです。

日本語の書類を翻訳

日本語の書類はNAATIで翻訳してもらう。

※日本領事館でも翻訳ができると聞きましたが、ビザ申請で提出する書類に関しての翻訳はパース日本領事館では2021年8月からは行っていないということでした。全て国家資格の認定がされているNAATIで翻訳が必要とのこと。

  • 翻訳と一緒に提出する書類
    • 戸籍謄本
    • 日本の運転免許証

私はこの2つの翻訳をNAATIにお願いして提出しました。

※NAATIで紹介している翻訳者によって料金が変わるので、値段を確認してからお願いすることをおすすめします。(私たちは、戸籍謄本と日本の免許証の2つで$110でした。)

ちなみに日本にはBirth Certificateがないので、その代わりに戸籍謄本の翻訳を提出しました。

提出する書類

  • 提出済み
    • パスポート(彼と私)
    • 運転免許証(彼と私)
    • National Identity Document(彼のみ)
    • 彼の出生証明書(Birth Certificate)
    • form888
    • form40SP
    • form1221
    • form80
    • オーストラリアの無犯罪証明書(彼と私)
    • 翻訳した戸籍謄本
    • 翻訳した日本運転免許証
    • 日本の無犯罪証明書
    • パスポート写真(新しく撮影したもの)
    • 写真などの証拠類(2人のドキュメント)
    • 2人の宣誓供述書(Statutory Declaration)

【追加内容】

  • 追加で必要だった資料(2021年10/29イミグレからメールがあり10/31に提出)
    • Sponsorship for a partner to migrate to Australia(彼の情報について)
    • なぜブリッジングビザ中に新たなビザを申請したのかについて詳しく説明した書類
    • ※追加書類は28日以内に提出する必要があり。
  • オーストラリアの無犯罪証明書の再提出(2022年10/14)
    • 私の分と彼の分で$84さらにかかりました。
    • 提出してから1年以上経って期限が切れて再提出となったので、これから申請する方はお金が二度かからないよう連絡が来るまで取り寄せないのがおすすめです。

form888

私と彼をよく知っている方(最低2人)にfrom888を記入して頂き提出する。

私たちは彼の両親にお願いしました。自分たちをよく知る友だちでもOKです。

form80、form40SP、form1221

・私の個人情報記入していくのがform80、スポンサーとなってくれる彼の情報を書いていくページがform40SPとなります。

※form80では過去10年に住んだ住所を書く必要があるので、将来的にパートナービザ申請を考えてる方はしっかり住所と日付をメモしておく事をおススメします。

form1221は私と彼の個人情報を記入するフォームになります。

ここでも2人の個人情報と、私は運転免許証番号を記入したり、過去働いてきた場所や職業、学歴などの記入もありました。

記入を終えサインをした後に、全てをPDFにしてそれぞれ提出します。

パスポート写真

今使っているパスポートの写真を提出すれば良いと思ていましたが、別でパスポートの写真を撮って提出する必要があるとのことで、オーストラリアポストオフィスでパスポートの写真の撮影を行ってきました。

サイズ:縦45mm×横35mm

所要時間は約10分ほどで、値段は$19.95でした。プリントアウトした写真と、写真のデータをメールで送ってくれます。

提出する際はプリントアウトしてもらった写真とその裏に大文字で名前を書いてスキャンしたものを提出しました。

写真など証拠

出会ってから今までの様子や、二人は本当のカップルです!という証明になる写真やその日付、内容などを書きながらまとめてPDFにして提出します。

※一緒に旅行をした時のチケットの写真や、家族や友だちと一緒に撮った写真を入れるようにしていくと良いようです。

※これから申請する予定の方は、一緒の写真を撮り集めたり、旅行の日付をメモっておいたり、使用したチケットとなどは捨てずにとっておく事をオススメします。(証拠となりそうなものは、なるべく沢山作っておきましょう☆)

資料の提出の際に

ファイルの容量に注意しましょう!1つのファイルは5MBより小さくする必要があります。

大きすぎたファイルは【IlovePDF】というウェブサイトでファイル内容を小さくすることができます。

日本語バージョンはこちら

実際に使っていた方に教えて頂き、私たちも利用したのですがとても使いやすく、無料なのに簡単でおすすめのウェブサイトです。

まとめ

やる事が沢山あって、時間もお金も沢山かかるパートナービザ。

彼の協力がなければ私1人では申請ができません。更に2人だけではなくfrom 888を書いてくれた彼の両親など、周りの人に支えられながら申請していくので、大変ですが色々な人に感謝しながら進める事ができています。

また、あれしなきゃ!これしなきゃ!と焦ってしまう気持ちも出てきてしまうかもしれませんが、あまり焦らずマイペースに進めていくと意外とスムーズにに進んでいくはずです♡

パートナービザの申請中に気づいた事や調べたこと、実際行った事など経験した情報を、私たちのビザ取得までの記録も兼ねて、この記事を随時更新して行く予定です。

VISAの内容は毎年少し変わる可能性もあり、変わった内容に関しては私も知らない事もあるため、この投稿内容の活用は自己責任で参考の一つとして考えて頂けたらなと思います。

最後におすすめ!

Facebookの“Partner Visa Australia”というグループに参加することをオススメします!

※写真は変更していることがあります。

ここでは新しい情報や、色々な疑問とその答えをシェアしてくれているので、私もここで解決したことが沢山ありました。「オーストラリアでパートナービザを申請する人は絶対に参加した方がいい!」というとてもおすすめのグループです!

私のインスタでもパートナVISA申請について少しシェアしてます☆質問がありましたらインスタのDMで送っていただければ、分かる範囲でのお答えできますのでお気軽にメッセージ下さい♡

これからちょこちょこ更新していきますので、気になる方は時々チェックしてみて下さい☆

追加:私の記録

①パートナービザを申請して丁度1年経過した日(2022年6月末)に、プロセスを開始しています的なメールが届きました。私は通常ブリッジングAビザが降りるのですが、ブリッジングCビザが降りてしまったので通常よりも時間がかかっているのだと思います。

あ~!!無事にパートナービザが降りますように‼無事820が降りました。

ちなみに、ブリッジングビザCが降りてしまった原因についての記事はこちら☟

②パスポートの更新をしたので、パスポート情報を再度提出しました。(2022年7月半ば)

③2022年10月27日パートナービザ820が無事降りました!

ビザが降りるまでの流れ

2021年

  • 6月29日:パートナービザ申請
  • 10月29日:追加書類提出の連絡がくる。
  • 10月31日:追加書類を全て提出!

2022年

  • 6月29日:まだ審査中ですよ~的な連絡がくる。
  • 10月14日:オーストラリア無犯罪証明書(ポリスチェック)提出の連絡がくる。
  • 10月26日:オーストラリア無犯罪証明書を再提出!
  • 10月27日:パートナービザ(820)が降りる

申請してから降りるまでに1年4ヵ月かかりました!

まさかのブリッジングビザCになってメディケアが申請できなかったりと私の中では色々ハプニングがあったので、エージェントに頼めばよかったと思ったことも正直ありました(笑)

待っている時間が長かったので、これで大丈夫だったかな?と不安もあったりしましたが、結果的にはエージェントは一度も使わずにパートナービザをゲットすることができました♡

時間もお金もかかるパートナービザ申請!やーっと降りてくれて日本にも帰れるようになったので本当に本当に嬉しいです!!!!!♡

これから申請予定の方、申請中の方!大変だと思いますが、確実に進めていけば大丈夫だと感じています!この記事が少しでもお役に立てる事が出来たら嬉しいです!今読んで下さっている方も無事ビザが降りてくれますように願っています♡

820が降りた次はSubclasses801の審査に入るので、また別の記事でまとめたいなと思っています♪

2024年

  • パートナービザSubclasses810申請のための準備中。(2024年5月3日現在)
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